下手な挨拶よりも結果が全て

工数のかかる下手な挨拶はいらない。というお話です。

理由は、何か仕事を頼まれたり、作業をする上で本当に求められるものは数字や結果が全てだからです。

もちろん環境によって挨拶や些細なことの会話、やり取りが重要という人もいると思います。

ただ、ここではやり取りよりも行動で示すことの方が重要ということをしっかりと覚えてください。

もう少し具体的にお話しします。

例えば、相反する2人いたとします。

A:周りからはチヤホヤされ、かっこよくて面白いと言われる。コミュニケーション能力が高いけれど納期も守れなければ、報告や連絡も中途半端で仕事ができない人

B:周りからは根暗や存在が薄い…と言われるけれど、事前に納期の日程の確認や「〇日までに仕上げます」と連絡をし、それまでに必ず終わらせる。そして相手の忙しいことを常に気にして、連絡させる手間をできるだけ減らすために自分の進捗の報告だけわかるようにチャットに残す。どうしてもわからない部分がある場合だけ相談をし、その部分に関しては自分で勝手に進めない仕事ができる人

さて、この2人どっちの方がビジネスで重宝されると思いますか?

答えは「B」です。

でも、飲み会などでは「A」です。

「適所適材」という言葉があるように、それぞれ向いている場所があります。

ただ、僕は「B」の人と一緒に仕事をしたいです。

自分の仕事に責任を持って、納期を守ってくれること。
そして、連絡させる手間をあまり増やさないように配慮できること。
自分で勝手にやり過ぎないこと。

これらが、一緒に仕事をしていて環境としてもとても良いからです。

会社などでは、「逐一報告だ、連絡だ」と言われ、何度も何度もやり取りをすることが正義と言っているところもあるかもしれませんが僕は、そこでの数回のやり取りよりも1回のやり取りである程度お互いが把握して、先に進める方がいいと思ってます。

お互いに、その手間がなくなるので。

極論、スタンプ1つで話が進むくらいでいいかなと思ってます。

それくらいお金にならない細かいメッセージを送り合う時間は無駄だと思っているからです。

例えば、「〇〇〇〇を〇月〇日までにお願いします。」

と、伝えたら

「わかりました!」

だけでいいです。

もしくは、納期を伝えなかったら

「〇月〇日までに仕上げます!」

これだけでいいです。

あとは、スマホやパソコンが見れない状況もあるため、たまに進捗の報告をしておいてくれればどう進んでいるかがわかるのでいいタイミングで返事ができます。

つまり、自分の仕事や作業に責任を持つということは大事なのですが、責任を持つと言っても自分の好き勝手やればいいというわけではありません。

クライアントや、頼んでくれた人の考えに基づいた行動と結果にコミットする必要があるということです。

もしわからないなら、最初の段階で可能な限り問題になりそうな点を自分の中で洗い出すこと。
そして、最初の段階で可能な限り聞いてから行動する。

それを繰り返して、相手の望んでいることを汲み取れるようになるよう努力するのが大事です。

目次

責任転嫁する人とは仕事をしたくない

頼まれたから・・・
言われたから・・・
〇〇さんが言った通りにやってくれなかったから・・・
〇〇には言ったんですが・・・

これらの言葉は、結局は責任逃れから出てくる言葉。
「自分は悪くない・・・」と遠回しに言っているようなものです。

仕事を進める上で大事なのは、相手の状況や性格などをある程度踏まえた上でどうすれば結果にコミットできるかまで考えること。

もちろん、結果に繋がることが大前提ですが、相手が言った通りにやってくれないのであれば、どうすれば動いてくれるのか?考えるべきです。

少し喧嘩っぽくなったとしても、やらなければ結果に繋がらないこと、数字が出ないことをしっかりと相手が納得できるような理由でロジカルに説明する。

〇〇には言ったんですが・・・も同じ。

言った・・・で終わりではなくて、その人がやらないのは、行動しないのはその人のせいではなく、依頼したあなたの責任です。行動するようにできなかったあなたの実力不足なんです。

僕も、相手によってはいまだになかなかうまくいかないこともあります。
だからこそ、工数が少なくてコミュニケーションや、やり取りが上手くいく人たちだけと仕事がしたいんです。

自分の環境は自分で作るといいますからね。
わざわざ合わない人と仕事してまで、ストレスは溜めたくないので。

ですので、本当に自分で責任を感じているのであれば、相手がなんと言おうと文句は出てきません。

ものすごく悔しくなります。

「あの時、もっと考えていればよかった・・・」「もっと〇〇しておくべきだった、本当にすみません。」と自分の配慮や行動が足りなかったことから自分を責める言葉が自然と出てきます。

相手が変わらないのなら自分が変わる。

ここがポイントです。

相手を変えるのは本当に難しいですが、自分が相手に合わせたり変わることは簡単です。

伝えてもなかなか動いてくれない・・・上手くいかない・・・と思うのであれば、常に「じゃあどう伝えたら動いてくれるだろうか?」「どうしたら上手くいくだろうか?」を考えましょう。

ほうれんそう(報告、連絡、相談)は必要最小限で

僕は、このほうれんそうは必要最小限でいいと思っています。

工数が増えるようなやり取りよりも、期限を決めたら連絡もなくていいからその日までにきちんとやることをやってくれることの方が遥かに信頼できるからです。

言葉はどうしても上辺になりがちです。

でも、行動は嘘をつけません

つまり、行動で示す人格こそが真実なんです。

だから、進捗とかは返事が来なくても伝えることが大事。
それも、1つのメッセージでわかりやすくまとめること。

相談は漠然としたものではなくて自分なりに考え、調べた上でその答えに行き着いた経緯も含め簡潔にまとめて聞く。

参考にしたものがあるのであれば、伝えるときにそこにすぐアクセスできるようにURLも一緒に伝える配慮。

どんな時でも大事なのは「相手の行動を如何に少なくしてあげるか?」です。

常にこのことを考えて行動しましょう。

自動化するための考え方

ここまでのお話は、僕と一緒に仕事をしていく上で考えてほしいことですが、あなたが自分で何かするときにも必ず役に立つ考え方です。

外注さんに対しても、今後一緒にビジネスをやっていく人ができた時も、この記事の考え方がいいと思うならそのように伝えたり、行動で示すことで限りなく工数を減らせるはずです。

自分がほとんど指示を出さなくても、何度もやり取りしなくても納品される。結果がついてくる。

そんな環境にしたくないですか?

「自動化」と聞くとステップメールとかのDRMという自動で商品を販売する手法がイメージされがちですが、

【1度したことは2度としない】

と、今の作業を自分がやらないようにするにはどうすればいいか?を常に考えて模索していると自分が手を出さなくても回せる環境を作っていけます。

自分がやらなきゃいけない・・・という時給脳ではなく、手を離しても回っていく仕組みを作る自動化するための脳にしないとダメです。そうしないといつまで経っても忙しい人間のままで、稼いでも遊びに行く暇が作れません。

最初は、自分でやることにはなりますが、それを誰かにやってもらっても回る仕組み作りも、責任を考える上で一緒に考えてみてください。

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