動画に持たせるべき3つの意味

本来は「チャンネル設計」に関わる話ですが、リサーチの過程で意識して仮テーマなどを考える必要があるので、ここで解説します。

動画は、需要のあるものを出すようにリストアップした・・・。

タイトルも考えた。

あとは台本書いて、編集すればOKやん!

そうやってただただ、需要のあるものをピックアップして動画ネタを考え、チャンネル設計してませんか?

短期的なチャンネルならいいかもしれないです。

ですが、長期的な目線で見た時にこれだと続けられません。

それに、動画を作るたびに

本当にこれを出していいんだろうか?

という不安がありませんか?

そこで今回は、

再生数が多くても少なくても何のためにこの動画を作るのか?

その意味をしっかり理解して、自信を持って動画を出していけるようになる内容をお話ししようと思います。

目次

動画に意味を持たせる理由とは?

まず、動画に意味を持たせる理由ですが、それは

価値に対する好意の資産を積み上げて安定した再生数を獲得するためです。

それが、さらに視聴者を呼んで土台をしっかりと固めながら大きくしていってくれるからです。

例えば、1本の動画がバズっても他を見てもらえなければ芸人でよくあるただの一発屋と変わりありません。

回遊してくれなければ、その1本だけしか伸びていないチャンネルになります。

でも、その1本をキッカケに他の動画も見てもらえて全体的な再生数の底上げができたらどうでしょうか。

しかも、それを意図的にできたら・・・。

そのために、動画にはそれぞれ3つの意味を持たせて作るのが理想です。

・・・3つの意味?

とはいっても、動画に持たせる意味なんてよくわからないですよね。

トレンドを取り入れるというのはなんとなくわかるかもしれませんが、それ以外の2つは何なのか…。

そこで、今回のお話を聞いていただければ3つの意味もご理解いただけるはずですし、使いこなすこともできるようになります。

ですので、ここからお話しする動画に持たせるべき3つの意味をしっかり覚えていただければと思います。

動画に持たせるべき3つの意味

それは、

この3つです。

1、新規の視聴者を呼び込む動画
2、まだ登録していないリピーターに登録してもらうための動画
3、コアファンになってもらうための動画

それぞれを詳しく説明していきますね。

1、新規の視聴者を呼び込む動画

言い換えれば、トレンドや需要性が高いテーマを扱った動画です。

YouTubeの動画は、まず気づいてもらわないと誰も振り向いてくれません。
そこで、大きなトレンドなどを取り入れて新規の視聴者を獲得するための動画を作る必要があります。

ポイントは、チャンネルのコンセプトを崩さないこと。

何でもかんでもトレンドを取り入れたらいいわけではありません。

必ずチャンネルの取り扱っているテーマに沿ったものでトレンド性、需要性の高いものを取り入れてください。

例えば、サッカー特化のチャンネルなのにオリンピックネタで野球を取り入れたら完全にチャンネルコンセプトからズレてしまいます。

ですので、サッカーならサッカーの大きな大会や活躍した選手にフォーカスしたネタを取り入れるのがいいですね。

ただし、注意点としては常に投稿するものではないということ。

時期を見て、新規にアピールするためのものなので3つの中では一番投稿頻度は低めです。

・頻度はかなり低め
・自分の知名度ではなく、動画のコンセプトを活かして多くの人を惹きつけるトピックを扱う
・大規模なプロモーションで一般の視聴者を熱心なチャンネル登録者に変える役割

2、まだ登録していないリピーターに登録してもらうための動画

コンセプトに沿った常に人気の動画
継続的な視聴と登録者数の増加の原動力になる役割。

リピーター(常連)の中には

そういえば、いつも見ているけどまだ登録してなかった

という視聴者もいます。

そこに気づかせてあげるものや、

いつも見るけど、登録するまでではない…

という視聴者にさらに価値を伝えて登録してもらうための動画でもあります。

ネクタイの結び方とか、視力トレーニングなどの「再生リスト」を意識したものや、ライブ配信、質問への回答、登録者1万人ありがとう動画などに視聴者にフォーカスした動画。

・ターゲットを絞ったトピックでニーズを満たしたり、ニッチ分野をターゲットにしたり、質問に答えたりと特定の関心領域に直接アピールすることでさらに濃いファンを作る
・頻度はやや低め
・一般の常連視聴者をチャンネル登録者にする役割
・年齢層別にも考えると、刺さりやすい動画になる

3、コアファンになってもらうための動画

さらに濃いファンになってもらうための動画
登録していつも見てくれている視聴者(ファン)に向けての動画です。

そしてチャンネルの骨組みを構築する部分でもあります。

コンセプトを活かし、

視聴者の期待や望みに応えるコンテンツを定期的なスケジュールで投稿し、何度もチャンネルにアクセスしてくれる視聴者を増やすのが目的です。

ポイントは、普遍的な内容であること。

そして、

〇〇〇〇と言ったらこのチャンネル!

と言われるくらい馴染みがあるようにするための動画。
長期間チャンネルにアクセスしてくれている視聴者にとって馴染みのあるものを出します。

言い換えれば、チャンネル動画のフォーマット。

その形を好きになってもらい、その上で個人的な繋がりを築く試みをしてオリジナリティを作っていきます。

さらに、これらの意味を踏まえ繰り返し可能なものにするのも大事。

定期的に制作しやすいものにすること。

コストも労力も少なく続けられるコンテンツであるべき部分です。

使い方

最後にこれらの3つの意味を持たせる動画の使い方、設計の仕方についてお話します。

1、新規の視聴者を呼び込む動画
2、まだ登録していないリピーターに登録してもらうための動画
3、コアファンになってもらうための動画

まず、順番としては

3、コアファンになってもらうための動画

ここから作り込みます。

5〜10本、、、場合によっては以上あるといいですね。

チャンネルの骨組みを構築する部分でもあるからです。

そして次は、

2、まだ登録していないリピーターに登録してもらうための動画

この中の「再生リスト」を意識したものを事前に準備しておくことで、後々再生数を安定させることができます。

最後に、

1、新規の視聴者を呼び込む動画

トレンドを活かして、一気に新規を呼び込みます。

2番はチャンネルによってなくてもいいですが、「3→1」この順番は常に意識してください。

そうすることで、トレンドで新規の視聴者がチャンネルに流れ込んできたときに他の動画が面白そうなら回遊してくれます。

あとは繰り返しです。

動画を貯めて準備をしたら、新規を呼び込んで回遊してもらう。

新規がリピーターになり、登録してファンになる・・・

ファンのための動画を作りつつ、また新規を呼ぶための動画を作って呼び込む。

この流れをうまく活かせられるようになると強いです。

まとめ

今回は、簡単に3つの意味を紹介しましたが僕はこの3つを理解して動画を作るようになってから再生数が少なくても不安にならなくなりました。

きちんと意味を持たせて、将来的に効果を発揮するように設計した中で動画を作っているので

今は伸びなくても問題ない。

と思えるようになったからです。

ですので、今回ご紹介した動画に持たせる3つの意味をぜひうまくチャンネル設計に生かしてください。

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