記事で説明できない部分を動画で解説しているので合わせて見るようにしてください。
ここでは、実際に動画を作り出す流れ、外注化の流れ、ポイントや注意点をお話します。
「どのように進めているか?」という通しての流れ部分ですね。
そしてその流れを繰り返すことで改善していった今現在僕がやっている部分も含めてお話します。
1、動画ができるまでの流れ
1−1、ネタ選び(リサーチ)
1−2、仮タイトルを作る
1ー3、チャンネル設計
1−4、素材(台本・音声・映像)
1−5、サムネタイトル・編集(動画編集)
それぞれ具体的にどんなことをするのか説明します。
後で、まずこちらのシートを見てください。
簡単に説明しますね。
上記のシートはまだ何も記入されていないものですが、実際に僕が運営しているチャンネルでもほぼ同じシートを使っています。
そこではどのような内容を記入していたのか・・・最後にリンクを置いておくので参考にしてください。
では、先ほどの「動画ができるまでの流れ」を解説していきますね。
1−1、ネタ選び(リサーチ)
まずは「リサーチ用シート」
リサーチをしたらここに記入していきます。
1−2、仮タイトルを作る
「外注管理シート」に仮タイトルを並べていきます。
必ず先に1動画1テーマで10本以上の仮タイトルを作りましょう。
動画制作に入る前に仮テーマを作っておくことで、伝わりやすい一貫性のある動画、そしてチャンネルになります。
1ー3、チャンネル設計
ここである程度需要や全体像、求められているネタなどが見えてくるので、1−2と並行して、
・どんな内容のチャンネルにするのか?
・ゆっくり解説でいくのか
・ナレーションで行くのか?
など、何を使うのか考え、チャンネル設計をしていきます。
1−4、素材(台本・音声・映像)
・仮タイトルごとにどんな素材が必要か?
・何を外注に頼んで、何を自分でやるか?
書き出します。
そして、台本の構成をベンチマークチャンネルから文字起こしし、構成を把握する。
音声はゆっくり解説でいくのか、ナレーションをお願いするのか?
ベンチマークチャンネルがどっちで伸びているのか?
どっちに需要があるのか根拠を見つけてそこを真似る。
映像の構成はどうするか?
YouTube上の動画をダウンロードして一部引用として使うか、ネット上から画像を拾ってきて引用をするか、いらすとやなどのフリー素材でイメージを作るか。
ベンチマークチャンネルの構成を真似します。
ここまでで、何が必要かわかるので次はサムネイル、そして動画編集です。
1−5、サムネタイトル・編集(動画編集)
基本は、動画作成の前に仮タイトルに合わせてサムネイルを作ります。
そして台本を作る。
そうすることで内容がブレにくくサムネイルため、視聴者がイメージする内容と動画、台本の内容に一貫性が生まれるからです。
もし、サムネイルを後にする場合は、必ず先に仮タイトルとサムネイルに入れる文字を決めておいてください。
それができないのであればサムネイルの画像を作っておきましょう。
ここまでで、チャンネルのベース部分はできました。
次は、外注です。
2、クラウドワークスでの募集の仕方
クラウドワークスのアカウントも作り、すぐにでも発注できるようにしていることを前提にお話しします。
ですので、「ここからはどのように募集をしていくか?」お話します。
2−1、出来る人よりも好きな人を探す → 単価が安くてもクオリティが高い可能性があるから
わかりやすくお話しすると、
・登録したばかりの人
・経験が浅い人
・外注しようとしている内容を好きな人
この辺りを探します。
・登録したばかりの人
・経験が浅い人
ここに関しては、
クラウドワークスの評価を増やす目的と、経験を積むために単価が安くても引き受けてくれる方がいます。
・外注しようとしている内容を好きな人
ここに関しては、好きだからこそ経験していたりわかる部分があるので、視聴者へ共感性を作りやすいです。
細かなニュアンスを取り入れてくれることが考えられます。
実際に、ゲームのスマブラをプレイしている人にスマブラの記事を書いてもらうなら、スマブラ好きの人だからこそわかる部分を知っているため台本に深みが増します。
車系の動画を作るにしても、車を知っている人に書いてもらうことでベースの底上げ、クオリティが上がります。
これをただ経験が豊富だから高単価という車の知識がない人に依頼すると、ネット上で調べた無難な記事を書いてくることが多々あります。
そして高い。。。
もちろん中にはライターという仕事に誇りを持っていてリサーチもして上手く深みを出してくれる人もいますが、僕の経験上、ほとんどいません。
なので、最初から依頼するジャンルが好きな人を募集した方がクオリティの底上げができます。
そして、合わせて
・登録したばかりの人
・経験が浅い人
を探してください。
問題は、その後台本を書くのが上手い下手があるので、トライアルという形で安く1回執筆してもらうようにしましょう。
そこで上手ければそのまま継続。
微妙であれば、また探す。
この繰り返しです。
ただ、ここに関しては状況で少し判断に悩むこともあります。
コストの問題なので、すぐにできる人を探したいのであれば少し高い単価でもすぐに動いてくれる人を探すこともあります。
2−2、発注部分を細分化する もしくは 大好きな一人を見つける
発注部分を細分化することで、クオリティを上げることもできます。
例えば、台本の執筆。
通常考えるのは、
・〇〇というジャンルが好きな人に依頼して書いてもらう。
この1択ですが、ここをさらに細分化します。
細分化する理由は、そうすることで先ほどの台本を書くのが上手い下手の問題点を改善することができるというわけです。
細分化の内容は、ここでは車を例にします。
1、車が好きな人に仮テーマに沿った情報を集めてもらう。足りない部分は経験上知っていることを補足してもらう
2、台本の書き方がうまい人に1で集めた情報を渡して書いてもらう
3、通常、ここは自分で添削や推敲することが多いですが、誤字脱字のチェックだけをする人を募集して任すのも一つの手です。
このように1、2、3でクオリティの底上げもできるのでぜひやってみてください。
2−3、タイトルと募集文を工夫するポイント
2−1でお話しした
・登録したばかりの人
・経験が浅い人
・外注しようとしている内容を好きな人
を思い出してください。
これらの人たちに刺さるような言葉を考えながらタイトルを作ります。
例えば、
【ゲーム・モンハンが好きな方!初心者・実績を作りたい方大歓迎!】モンスターハンターの画像や動画素材を録画できる方を募集します!
【モンハン好きの方、主婦、実績を作りたい方大歓迎♪】YouTube用台本作成のお仕事(マニュアルあり!)
【競馬・ウマ娘好きの方、実績を作りたい方大歓迎♪】YouTube用台本作成のお仕事(マニュアルあり!)
【実績を作りたい方・主婦の方大歓迎!】YouTubeゆっくり解説動画をYMMかプレミアプロで編集できる方を募集します!
【主婦、初心者歓迎】YouTube漫画のイラストレーターさん募集!【実績をつけたい方・作画のスピードアップしたい方 大歓迎!】
このように、冒頭で強調します。
実際に使ったことのあるタイトルなので、これできます。
■募集文
書く内容は、
1、冒頭:概要
2、参考動画
3、依頼内容:文字数など
4、納期
5、報酬
6、必須条件
7、応募の流れ
8、注意事項
9、審査用の質問
【】を使ったり、空白を開けたり、シンプルにわかりやすい見せ方をするのも大事です。
これらの内容を記載しておくことで、募集の時点でスクリーニングします。
応募してきた時にテンプレ募集文章を送ってくる方や、9番の審査用の質問に答えていない人がいれば、その時点で募集要項をしっかり読んでいないことがわかるため、作業を依頼した際に、最終チェックを怠る傾向が考えられます。
その場合、僕は断ります。
ただ、送ってきた内容がしっかり文章が書かれていたり、動画編集を募集の際にサンプルのクオリティが高い場合は、改めて募集要項を見ていただくように伝え、審査用の質問に答えていただきます。
この最初の募集文の段階でいい人をスクリーニングするのは、この後での自分の作業を増やさないようにするためにも必要な部分なのでしっかりと伝えられることは事前に伝えるようにしましょう。
実際の文章については、別の記事でテンプレートをプレゼントするので
・どんなことが書いてあるのか?
・どんな意味があるのか?
をよく考え、自分用に文章を置き換えて使ってみてください。(最後に記載)
後は、他のアカウントが出している募集タイトル、文章でどれだけ人が集まっているのか?採用されているのかも参考になるので探してみてください。
他の人のいいとこ取りをして真似する部分はYouTubeと同じです。
2−4、長く続けてもらうための秘訣(事前面談とかインセンティブの設定など)
人は、文章のやり取りだけではなく実際に話したり顔を見ることで親密度が上がります。
つまり、事前にZOOMで面談することで親密度が上がるため長く続けてもらいやすくなります。
お仕事の相談に乗るのもいいですし、仲良くなってきたら趣味などプライベートの話をしてもいいと思います。
またジャンルが好きな人を募集しているわけですから、そのジャンルに関心があります。
なので、そのジャンルに関する話題をふってあげたり、わからないことをその人に聞くことで親密度を上げることもできます。
インセンティブ、つまり報酬面については、例えば、
・1ヶ月5本納品していただけたら+1000円ボーナス
・3ヶ月、毎月10本以上納品していただけたらボーナス5000円
・1ヶ月最低5本(1本1000円)ですが、6本目から1本1500円
など、続けたり、頑張ったら報酬が増えるという外注さんがやる気の出ることを考えましょう。
逆に自分がどんなことされたらやる気が出るか考えてみるといいかもしれないですね。
注意点としては、報酬面を考えるあまり、経費の計算を疎かにして動画の収益が赤字にならないように気をつけてくださいね。
後は、クラウドワークスを介して発注ではなく、直接発注する方法もあります。
この場合、外注さんはシステム使用料や手数料が引かれないというメリットがありますが、請求書を出すという手間や何かあった時のリスクが付きまとうので個人的にはCWを通した方がいいと思います。
何かあってからでは遅いので。
3、見つからない時にスカウトする方法
この部分は、他の記事でも紹介していますが外注の流れとしてここでも紹介しておきます。
【15分】【外注の募集をしてもなかなか見つからない】そんな時、たった1分で外注さんを効率よく見つける方法
4、チャンネル設計、リサーチ、外注管理に使えるシートの使い方(サンプルシート)
実際に項目をまとめて僕が使っている動画内でお見せしていた最初のリサーチや、外注管理に使えるシートを特別にプレゼントするので、これからのリサーチや外注管理の際に活用していただければと思います。
臨機応変に、自分の使いやすいようにしていただければと思いますので、今後実際に使ってみてください。
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