今回は、成功するために「本当に優先しなければいけないこと」
それは何か?
についてお話しします。
YouTubeをやろうと思ったのに、いつの間にかスマホで漫画を見ている。
ゲームをやっている。
「・・・あ、気付いたら他のことをやっている・・・」
そんなことってないですか?
これは自分も過去に何度もあって、なかなか直すことができませんでした。
その理由は、優先すべきこと、順番がわからなかったからです。
成功するためには優先順位が大事!
とはよく言うけど、結局のところ何を一番に優先すればいいのかを言語化して自分の中で認識できていなかったんですね。
そうなると、本来優先すべきことを間違えているので成功するまで時間がかかってしまいます。
ただ、この優先順位に関してはたくさんの方とお話ししていると、自分だけではなく、ほとんどの人が優先すべきことを間違っていることに気づきました。
そこで、今回は本当に優先すべきことを可視化できるようになるためのお話をします。
そこで大事なのは「重要だけど緊急性のないこと」です。
詳しくお話ししていきますね。
時間管理のマトリックスで優先すべきことを可視化する
全ての活動を「緊急度」と「重要度」と言う2つの軸によって4つの領域に分けます。
この図を「時間のマトリックス」と言いますが、この「第二領域」が一番優先すべき重要な部分です。
それぞれ順番にお話ししていくと・・・
■第一領域
緊急かつ重要(左上)
例えば・・・
・締め切りのある仕事
・クレームの処理
・切羽詰まった問題 など
とにかく急いでやらないといけないことです。
テストが明日に迫っているけど勉強してなかった!
資料の提出が明日!!
目の前で人が倒れている!なんとかしなきゃ!救急車!
■第二領域
緊急ではないが重要(右上)
例えば・・・
・準備や計画
・人間関係づくり
・勉強や自己啓発
・品質の改善 な
よし、ビジネスを成功するためにはこの本を読んでおくべきだ
もっと信頼を積み上げておこう
など、少し余裕がある状態で行ったことが資産になり、自分の今後の人生に影響してくることです。
自己投資の部分ですね。
■第三領域
緊急だけど重要でない(左下)
例えば・・・
・多くの電話
・多くの会議や報告書
・突然の来訪
・無意味な接待やつき合い など
本当はしなくてもいいことなのに、付き合いで・・・
今日の飲み会いく意味あるのかなぁ・・・愚痴聞くだけだし
特に社会人に多い飲み会は、この第三領域の代表的なことかもしれません。
■第四領域
緊急でも重要でもない(右下)
例えば・・・
・暇つぶし
・待ち時間
・多くのテレビ など
・・・僕は何してるんだろう・・
とりあえず、暇つぶしにテレビつけてみたけど、ん〜何もやってないなぁ・・・
ふぅ、ゲームアプリやろ。あ!気付いたら3時間も経ってた💦
この時間は、ストレス解消になるのであればいいのですが特に何の目的もなくただただ時間が過ぎていってしまうようなことをするのがこの第四領域ですね。
理想の順番と この通りにできない理由
第一領域
↓
第二領域
↓
第三領域
↓
第四領域
この通り、1から4まで順番にいくのが理想ですがなぜか不思議と「第二領域」の部分が先送りされがちになるんです。
もう一度先ほどの1〜4の内容を見直してみてください。
そして頭の中でどこを優先しているか考えてみてください。
第二領域の「緊急ではないが重要」の部分が後回しになっていませんか?
実は、この部分は頭ではわかっているんですよ。
重要なんだけど、緊急性はないしなぁ・・・
と期限がないために後回しにしてしまうんですね。
そのため、
時間ができたらやろーっと^^
いつかやる!
と言う言葉が出始めて、結局やらないままになります。
身に覚えありませんか?
ちなみに自分はよくあります(笑)
では、どうしたらできるようになるのでしょうか。
第二領域「緊急ではないが重要」を優先する考え方
それは、第三領域、第四領域の重要性の低いものの中から捨てられるものを見つけるところから始めます。
特に、よくあるサラリーマン、OLの「愚痴の多い飲み会」とかは時間を取られるだけであって学びがほとんどありません。
付き合いだから・・・とズルズルその環境に身を置くのはわかりますが、その環境を作り出しているのは自分であってその後、愚痴をこぼすのはおかしいです。
自分の行動一つで、自分をダメな環境に置いているわけですから。
ですので、学びにもならない無駄な時間をなくしましょう。
必要のないゲームアプリはやる必要ないですし、ボーッとする時間があるのであれば1つでも前に進む努力をしましょう。
また、第一領域(緊急で重要)に時間を取られ過ぎていることも考えられます。
本当に、それは緊急で重要なことですか
焦っていて、ただただ時間をロスしてしまっていませんか?
もっと効率よく終わらせることはできるかもしれません。
ここをもう少し、効率よく回せるようにしましょう。
・締め切りのある仕事
・クレームの処理
・切羽詰まった問題 など
このような内容は、事前に想定して準備しておけば思っているほど焦る必要もありません。
もしここでキャパオーバーしてしまうと、その反動が第四領域に行きます。
つまり、パンクしてボーッとする時間が増えると言うことです。
これは自分も覚えがあるんですよ。
ストレス溜まって、何しているか分からなくなって、笑うことさえできなくなって、いつの間にか時間だけが過ぎている・・・。
ここに陥ると、本当に何も進まなくなります。
ですので、第一領域の「緊急で重要」な部分に関しても、事前に少しでもいいので想定して準備しておきましょう。
そうすれば、理想の形、
第一領域
↓
第二領域
↓
第三領域
↓
第四領域
になります。
最後に
今回は、「本当に優先しなければいけないことは何か?」と言うお話をさせていただきました。
多くの人が、今回のポイント「緊急ではないけど重要」の第二領域を先送りにしがちです。
でも、どうして先送りにしてしまうかがわかっていれば、対策はできます。
結局は、自分の行動一つで環境が変わります。
人生は1度しかありません。
歳をとってから「不幸な人生だった」と思うならそれは自分の努力不足でしかありません。
周りのせいではないです。全部自分のせいです。
変わろうとしなかった自分のせいで、最後は自分の首を絞めることになります。
そうならないためにも、今回のお話の「緊急ではないけど重要」の部分を大事にしてください。
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