西野さんのVoicyを聴いていて、その視点はわかってはいるけど普段そこまで言語化して意識していなかった。というポイントがあったのでここで共有します。
結論からお話しすると、この視点、ここを意識しているだけで他の人に一気に差をつけられるくらい成長できるというポイントです。
まずは、Voicyを聴いてみてください。
■『負け』の解像度を上げて、前に進む。
https://voicy.jp/channel/941/248845
このお話を聞くと、競合相手に負けた時に
・何が負けて
・何が勝っているのか
を意識してしっかり分析すること、そしてそれを繰り返すことでさらにその負けの解像度が上がって成長できると話しています。
ですが、この話の裏にもう一つ重要なポイントがあると感じました。
それは・・・
1、視聴者として作品を見る
2、自分が製作者として見る
これらによって見える景色が全く異なってくるという点。
そして、ここで思ったんですよね。
必ず1を経由してからじゃないと2で結果が出せないって。
つまり、2から始めた人ほど結果が出ないということです。
「成長=負けの解像度を上げること」
と西野さんがおっしゃっていますが、この「負け」の濃さが1を経由した人と2からスタートした人では全く違うということ。
2という制作する側から始めた人は視聴者目線がどういったものかがまず理解できないので見えない部分が多すぎて、サムネイルにも、タイトルにも台本にも動画にも落とし込めない。
だから、競合と比較しても数字でしか負けているかどうかを判断できない。
何が勝っていて負けているかがぼやけてしまう。
コメントを見ても、それがどういった背景からくるものなのかが理解し難いという状況になる。
でも、1の視聴者を経由してから2になった人は、視聴者時代にどんな動画で感情を動かされたかが感覚的にわかっているため、それを踏まえた動画を少し意識すれば作れる。
つまり、YouTubeで新しいチャンネルに参入するときにまずやることは、
1、競合となる数字をとっているライバルチャンネルを徹底的に視聴者として楽しむ
2、その時に素直な気持ちで「何が楽しかったのか」「何が面白かったのか」逆に「何がつまらなかったのか」などを書き留めておく
3、これらの視聴者目線をもとに良いところは真似して、よくなかったところは自分のchでは改善して出す
この過程を踏むことで視聴者へさらに良いものを届けられるようになるということ。
Twitterなどで近しいことを言っている人はたくさんいますので、それらの視点、考え方と合わせて今回のポイントも意識してみてください。
ここまで書いていて気づいたんですけど、マーケティングで有名なUSJを立て直した森岡毅さんがやっていることと同じでしたw
周りは山しかない、人が来ない。というときに逆に山の魅力を伝えるにはどうすればいいか?と考えて狩猟でしたっけ、、免許までとって山の中を探索しまくって山の魅力を自ら感じ、立て直す際のアトラクションのヒントになったというエピソードそのままでした。
今回のお話が、少しでも今後のYouTubeなどの成功のヒントになれば幸いです。
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