再生数は「サムネイル」で決まると言っても過言ではないくらいとても重要な部分です。
いくらクオリティが良く中身が良くてもサムネイルがダメなら再生数は伸び悩むからです。
そこで、今回はサムネイルの大事なポイントをお話しします。
認識できる文字数と時間
人は一瞬で認識できる文字数が5〜6文字と言われています。
これは「横文字」です。
さらに人はスマホでもパソコンでも上下にスクロールする際にサムネイルを見る時間はたったの0.5秒くらいと言われています。
つまり、0.5秒で目に止まる工夫を5〜6文字でして、そこからサムネイルをよく見てもらうように作るのがいいというわけです。
文字の大きさを1文字だけ変えておくのも有効です。
とりあえず、少しでも目に止まってくれさえすれば見てくれるわけですから。
ただ、その後に興味を引くような文字が入っていないとクリックされません。
・一言で内容を表している
・でも、全貌はわからない
・「どういうこと?」
と思わせるような文字を入れましょう。
それらをさらに具体的に考えるには視聴者の属性と「切り口」を意識する必要があります。
切り口
参入したジャンルの視聴者は「どんな言葉に反応しやすいのか?」
ここを事前にリサーチして、再生数を多く取っている動画のサムネイルに使われているワードをストックしておきましょう。
ジャンルによって変わりますが、一例としてこのボクシングチャンネル。
動画を人気順に並び替えると見えてきますね。
格闘系で伸びやすそうな切り口は・・・
・一撃
・死亡
・反則
・ぶっ壊れ
・KO集
・秒殺
・最弱
他にもこういう系統で伸びやすいものの中に「最強」もあります。
このように、伸びやすい切り口ワードを参入ジャンルで見つけたらどんどん使うようにしましょう。
また、タイトルとサムネイルのワードの使い分けについてもお話ししておきます。
タイトルとサムネイルのワードの使い分け
・タイトルは、検索に引っかかりやすいキーワード。
・サムネイルは、視聴者が反応しやすいキーワード。
このようなイメージです。
上記のチャンネルであればタイトルは、ベンチマークとして切り口などを参考にした動画のタイトルに入っているキーワードを使ったり、そのキーワードを検索窓に「ボクシング」「ボクシング KO」など打ち込んでヒットしたものを使いましょう。
基本は、参考チャンネルが動画で使っていたキーワードに寄せるのがいいです。
そうすることで関連などにも乗りやすくなります。
サムネイルに使うワードは、視聴者が反応しやすいワードですがあまりにもベンチマークの動画を真似しすぎると完全に被ります。
それでも、市場が大きければ伸びるのでいいのですが可能であれば少し工夫しましょう。
例えば、「反則」というワードに意味が近しい言葉を探すんです。類語、同義語です。
その時に役立つのがこのサイト「ラッコキーワード」
https://related-keywords.com/result/synonym?q=%E5%8F%8D%E5%89%87
開くと、「反則」の類語、同義語が表示されるので見てみてください。
ここは、「あ!これ面白そう!」という、一瞬のインスピレーションも大事です。
「反則」に近しいイメージなので「悪行」とか「違反」とかいいですね。
僕はこのサイトで参考にした動画のワードに近しい言葉を探して、内容は似ているけれどサムネイルの印象をワードで変えるということをよくやります。
ぜひ参考にしてみてください。
色
サムネイルの全体の色は基本、「3色+白黒」が見やすいです。
これは、街中の様々なポスターを見ているとなんとなくわかってきます。
見やすいポスターには共通点があってそれが「3色+白黒」だったんです。
3色と言っているものの前後のグラデーションの色も含めると、もう少し色数は多くなります。
また、同系色ではなく相性の良い色での組み合わせが理想です。
↓例えば「黄色・赤・青」の3色はトップYouTuberヒカルさんも文字の色でよく使っていますね。
色彩理論によれば、色相環上で向かい合う2色か、色相環上で等間隔に三角形を形成する3色か、長方形を形成する4色(実際には、色相環上で向かい合う色を2対)を使えば、調和のとれた相性の良い色の組み合わせになります。
調和のとれた色の組み合わせは、カラースキーム(配色)と呼ばれます。「色彩調和」という用語が使われることもあります。色相環のどこをとっても、カラースキームでは調和が保たれます。
また、色によってイメージできる内容も変わってくるので、配色やデザインは自分のジャンルに合わせた色使いをするのもおすすめです。
そうすることでサムネイルに統一感が出ます。
あ、このサムネイルは〇〇って人のだ!
と認識されるようになると強いですね。
一度、色々なサムネイルを「3色+白黒」を意識して見てみましょう。
そうすると、見やすいものがこのパターンになっているのがわかるはずです。
さらに見やすいサムネイルの配色は、この5色が余計な色を入れずにグラデーションになっていることも見えてくると思います。
逆に、たくさんの色を使っていると見にくいサムネイルになっていることもわかってくるので、色を意識してサムネイルを見る癖をつけましょう。
戦略的に差別化を図る
サムネイルの色の使い方はわかりましたが、それだけではクリックされません。
他の動画、つまりライバルのサムネイルと差別化する必要があります。
そのためには、自分の攻めるジャンルの動画でどんな色を使ったサムネイルがあるか調べる必要があります。
例えば、全体的に黒っぽいイメージの多いサムネイルが多ければ、
白っぽいイメージで作ってみる。
赤っぽいサムネイルが多ければ、
青っぽいサムネイルを作ってみる
など、先ほどの色相環を参考にライバルの中でも目立つ色を使ってサムネイルを作りましょう。
時間表示と文字の位置
サムネイルの右下には動画の尺が表示されますよね。
そこに文字が被ってしまうと読めないこともあり、伝えたいことが視聴者に伝わらない可能性があります。
ですので、サムネイルに入れる文字の配置は、少し意識して作りましょう。
デバイスによって少しズレますが、
⬇︎このように4×4で分割するとわかりやすいです。
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